自分を信じることができたのは

自律性支援のヒント

自分を信じて努力を続け、とても高い目標であった大学合格を手にしたTくんのお話はお読みいただけましたでしょうか?(記事はこちら)Tくんが合格を手にするまでの道のりはとても険しいものでした。それにも関わらず彼が力強い行動を取り続けたのは、その行動が自律的な動機づけに由来するものだったからです。今はそんなTくんですが、前からそうだったわけではありません。中学生の頃は勉強に対してなかなか真剣に取り組むことができませんでした。

変わり始める前

当時の彼は、理由を見つけては勉強を避けていました。「成績を上げたい。」口ではそうは言うものの、行動は全く伴いませんでした。本当に基礎的なことでも分からないことがたくさんありましたので、そこから抜け出すためにはかなりの勉強が必要でした。そのことを彼自身も分かってはいました。しかし、それでもなかなか勉強に取り組もうとはしませんでしたし、取り組んだとしても表面的で、あまり身につきませんでした。

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