子どものためのはずが・・・

自律性支援のヒント

あるサッカー仲間Nさんが高校サッカー部時代の話をしてくれました。練習メニューを自分たちで考えるなど、部員みんなが向上心を持って自主的に取り組み、本当に楽しかったそうです。ただ、ある一点を除いては。

それは監督が口うるさかったことでした。時折練習を見に来てはああしろこうしろとうるさかったそうです。色々言われるのが本当に嫌だったと言っていました。

そんなNさんには中学1年生になる息子Tくんがいます。彼が小学生の頃には私も何度か一緒にサッカーをしたことがあります。とても上手でいつも楽しそうにプレイしていました。

ある日、Nさんに最近Tくんをサッカーに連れてこないがどうしているのかと尋ねました。すると「あいつはサッカー辞めた。」とのことでした。

驚きでした。あれほどサッカー好きだったTくんが辞めるとは。何があったのかを尋ねると、「俺が過干渉やったんですわ。」と。そして事の経緯を話してくれました。

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この記事を書いた人
瀬角善郎

勉強を教える上での最終的な形は自分で考え、問題を解決できる生徒を育てることだと考えます。生徒には根気よく考え抜き答えにたどりついたときの喜びを味わってほしいと思います。その一助となれたらと思っています。

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神戸学習院

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