「〜だからできない」の背景には

自律性支援のヒント

できない理由ばかりを口にして、どうしたらできるかを考えようとしない。

先日、卒塾生のお母様から、このようなご相談がありました。彼は今、最難関の国家資格に挑戦するため勉強漬けの毎日を過ごしているそうです。そんな中、試験が近づくにつれて弱気な発言が増えてきたなと感じられたそうです。もしもお子様のそんな行動が気になられた場合、どうすれば良いのでしょうか?

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すると、彼はできない理由を口にするのをやめました。そして、こう言いました。

「人に教えたらできるようになることは分かってるねん。」

彼の視点が、パッと変化したのを感じました。彼は、できない理由ではなく、どうすればできるのかを口にするようになりました。そして、そのためにはどうすれば良いのかを考え始めました。「合格を掴み取りたい。」彼が、心からそう強く願っていることは、この一瞬の変化からも感じ取れました。

中学生の頃、受験生になってもなかなか勉強に向き合おうとしなかった彼が、今はこんな難しいことに、これほどに真剣に挑戦していることを知って、なんだかとても頼もしく、そして、誇らしい気持ちになりました。今回の試験の結果に関わらず、彼の戦いはこれからしばらく続くそうです。彼が納得する結果に辿り着けることを、心から願っています。

この記事を書いた人
中山悟志

学生時代の家庭教師のやり甲斐が忘れられず、電機メーカーでの研究職、玩具メーカーでの開発職を経て講師になりました。点数をとるだけのテクニックではなく、実社会でも役立つ力を養いたいと常々考えています。

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神戸学習院

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