授業が分からないときに

どんな塾?

「学校の授業が分からへん。」

学年が変わり学校の環境が変わると、生徒からこんな声がよく聞かれます。こんなとき、どうすれば良いのでしょうか?

大きく、次のA〜Eの5つの方針があると思います。

学校の授業で理解する学校の授業以外で理解する
環境を変える【A】改善を要請する【B】塾で教わる
自分を変える【C】予習・復習する【D】自分で学ぶ

【E】理解しない

Aについて

分かりにくい授業を分かりやすいものに改善してもらうというものです。ただし、分かりにくいのが、客観的でなければなりません。クラスのみんなの意見を問い、大半がそのように感じているならば、学校に改善を要請しても良いかもしれません。とは言え、よほどのことがない限り、改善の見込みはないと思います。

Bについて

分かりやすく教わることができる環境に身を置くというものです。お金はかかってしまいますが、大抵の塾では分かりやすく教わることができると思います。(学校と違い、分かりやすく教えられる先生しか生き残れないため。)さらに、たくさんの選択肢から自分で選ぶことができますので、本当に分かりやすく教わることができる塾に出会えるかもしれません。

Cについて

予習や復習をすることで理解を補い、分かりにくい受業でも理解できるようにするというものです。教科書にザッと目を通しておいたり、YouTubeで授業動画を一度見ておたりするといった手軽な予習をするだけでも、授業が理解しやすくなるかもしれません。ただし、それを実行するだけのモチベーションと、ある程度の学習の技術が必要です。

Dについて

授業に頼らず自分で理解するというものです。教科書はきちんと読めば分かるように作られています。ですので、授業を受けずとも教科書を読んで自分で理解することは可能です。これができれば、何かに依存せず学びたいことを学べるようになります。ただし、それを実行するだけのモチベーションと、学習の技術が必要です。

Eについて

そもそも理解することをやめて捨てるというものです。人生において本当に強みとなるものは、学校に求められて何となくそこそこ身につけたというものではないと思います。(特に、これからの時代はその程度なら多くのことをAIが補ってくれるでしょう。)それならばあえて捨てて、自分が「これだ!」と心から感じるものに学ぶエネルギーを費やすほうがより大きな強みを獲得できるかもしれません。

こんな声がけはいかが?

もしもお子様が授業が分からないと悩んでいるようでしたら、上の5つの方針を説明し、次の2つの問いを投げかけてみてはいかがでしょうか?

「今、選びたいのは、どれ?」

「今後、選べるようになりたいのは、どれ?」

当塾では、Bを求める生徒の要望にしっかり応えられるよう授業の品質を常に改善しています。その一方、意思をもってCやD、Eの手段が取れるような生徒に育てたいとも考えています。そのため、教科内容の指導に加えて、モチベーションの育成や学習法の指導にも力をいれています。

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