違和感の正体

理科問題集の解答に書かれていた文。

「出始めたばかりの気体には空気が混ざっているから」

違和感はありませんか?パッと見ではなんとも思わなかったのですが、後からじわじわと違和感が生じてきました。(これは、気体を集める操作において、気体が発生し始めてもすぐには集めない理由を問う問題の解答です。)

だいぶ考えて判明した違和感の正体は「ばかり」でした。「ばかり」であることは空気が混ざっていることに関係無いのです。

次を読んでもらえれば関係無いことが分かっていただけると思います。まず、出始めた気体を採取します。このとき、この気体は出始めた「ばかり」の気体です。もちろん空気が混ざっています。次に、この気体をしばらく置きます。すると、時間が経つことで、出始めた「ばかり」の気体ではなくなります。しかし、この気体にもやはり空気が混ざっています。(当たり前ですね。)とうことで、空気が混ざっているかどうかに「ばかり」は関係無いと言えます。

関係無いどころか、誤解を招く可能性もあります。「集めておいてしばらくおいてたらいいやん」なんて考えてしまう人だっているかもしれません。そんな人はこの解答に納得しないでしょう。だから、この文は「ばかり」を消して次のように改めるべきだと思います。

「出始めの気体には空気が混ざっているから」

教材会社に提案しておきます。

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