読めることが第一歩

「英単語がなかなか覚えられない」こういった悩みを抱えている生徒は多いと思います。また、保護者様の中にも、中学・高校時代に英単語で苦労された方もいらっしゃると思います。英単語を覚えるにはとにかく書いて練習すればよいとよく耳にします。本当にそうでしょうか。私はひとつ大事なことが抜けていると思います。それは読めるということです。

実は、読めると覚えやすいことが分かっています。その実証実験を中学入学前の生徒数名にしました。実験の手順は以下の1~4です。
1.読み無しで、漢字を1分で覚えてもらう(※高校レベルの12字)
2.覚えた漢字を書き、その数を数える
3.読み有りで、漢字を1分で覚えてもらう(※高校レベルの別の12字)
4.覚えた漢字を書き、その数を数える
結果は、読み有りの方が多く書けたのです。英単語でも同じことが言えると思います。

また、読めると覚える量を減らせることがあります。先日、英語の授業で「チルドってどういう意味ですか」と質問されました。その単語はチャイルドと読むことを教えると、チャイルドシートという自分が知っている言葉から考えて、子どもという意味であることに気付けました。読めたことで、単なる暗記からも辞書を引く手間からも解放されたわけです。

単語が覚えられないと困っているお子さんがいましたら、読みを意識せずに綴りだけを覚えようとしているのかもしれません。もしそうなら、読むことから始めさせてみてはいかがでしょうか。

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